ノートパソコン(UH90/L)のHDDをSSDを換装しました。

要旨

6年前のモデルのノートパソコンのSSHDを換装したが、ディスクの読み込み・書き込み速度の大幅な改善が見られた。SSD搭載パソコン以外で「パソコンが重い」という症状に悩んでいる人はSSD感想も選択肢の1つとして考慮に入れるのを推奨する。

 

序論

 近年の急激な技術進歩により、パソコンの性能は年々上がっている。最新パソコンに合わせてソフトなどが開発されていることが多く、少し前のパソコンを使用していると、動作が重い、時間がかかるなどの問題が生じることがある。

 原因としては

・RAMメモリの性能不足

・記憶ストレージの容量不足、速度不足

・CPUの性能不足

が主に挙げられる。

 先の2つは比較的簡単に換装することができ、それらを交換することでパフォーマンス改善が期待できる。

 今回は私が使用していたFUJITSU LIFEBOOK UH90/L のHDD(正確にはSSHD)をSSDに換装し、性能の違いを簡易ながら比較した。

 

方法

 SSDのクローン化を実施し、換装した。

なお、自己責任での感想となるので、その点は留意していただきたい。

 

換装のために購入したのは、以下の2つである。

 

6980円

 

SATA-USB 3.0 変換ケーブル 2.5インチ SSD/HDD用

SATA-USB 3.0 変換ケーブル 2.5インチ SSD/HDD用

 

 

699円

 

計7679円

 

方法

クローン化

https://makuring.com/hdd-ssd/

こちらのサイトを参照してクローン化をおこなった。

 

まず、購入したSSDをケーブルを使用してパソコンに接続する。

コントロールパネル/システムとセキュリティ/管理ツール/ハードディスク パーティションの作成とフォーマット

SSDを右クリックし、フォーマットを行う。ここでMBR形式を私は選択した。

 

次に

EaseUS®完璧な無料データバックアップソフト - EaseUS Todo Backup Free

EaseUS Todo Backup Free11.5をダウンロードし、クローン化をおこなった。

ソフトを起動し、クローンを選択、「ソース」にHDD、「ターゲット」にSSDを選択する。次に「高度なオプション」から、「SSDに最適化」にチェック、「セクタバイセクタクローン」チェックを外してクローン化をおこなった。

150GB/500GBほどの使用率であったが、1時間ほどで完了した。

 

 

換装

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ネジが隠されてる四箇所、見えている四箇所に加え、手前側の黒い足を外し二箇所、計8箇所でねじ止めされている。

 

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パネルを外すとこのようになっている。

左上の部分にHDDがある。写真では取り外してしまっているが。

取り外し方法は簡単で、スペース埋めのスポンジとプラスチック板がくっついた部品を外し(接着剤でとめられているが簡単に外れる)、スライドするとSATA端子から外せる。逆の手順でSDDを接続し、カバーを閉じた。

 

結果

裏面のリセットスイッチを押し、起動した。起動には問題なく、換装前と同じようにWindowsのログイン画面が表示された。

使用感としてはログイン時や、Firefoxの起動にかかる時間が短くなった気がした。換装前はタスクマネージャーでディスク使用率100パーセントが続くことが多かったが、そのような事象は起きなかった。主観的な結果、というか感想であった。起動時間等は計測していない。唯一定量的なデータをCrystalaDiskMarkで記録したので、お見せする。

 

換装前

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換装後

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詳しくはわからないが、下3つが劇的に改善した。

 

結論

 HDDをSSDに換装した結果、ディスクの読み込み、書き込み速度が大幅に上昇した。使用感では数値ほどの劇的な改善は感じられなかったが、ある程度はスムーズな動作になった。これから使用を続け、また問題点等あれば報告したい。