ノートパソコン(UH90/L)のHDDをSSDを換装しました。
要旨
6年前のモデルのノートパソコンのSSHDを換装したが、ディスクの読み込み・書き込み速度の大幅な改善が見られた。SSD搭載パソコン以外で「パソコンが重い」という症状に悩んでいる人はSSD感想も選択肢の1つとして考慮に入れるのを推奨する。
序論
近年の急激な技術進歩により、パソコンの性能は年々上がっている。最新パソコンに合わせてソフトなどが開発されていることが多く、少し前のパソコンを使用していると、動作が重い、時間がかかるなどの問題が生じることがある。
原因としては
・RAMメモリの性能不足
・記憶ストレージの容量不足、速度不足
・CPUの性能不足
が主に挙げられる。
先の2つは比較的簡単に換装することができ、それらを交換することでパフォーマンス改善が期待できる。
今回は私が使用していたFUJITSU LIFEBOOK UH90/L のHDD(正確にはSSHD)をSSDに換装し、性能の違いを簡易ながら比較した。
方法
SSDのクローン化を実施し、換装した。
なお、自己責任での感想となるので、その点は留意していただきたい。
換装のために購入したのは、以下の2つである。
WD 内蔵SSD 2.5インチ / 500GB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS500G2B0A
- 出版社/メーカー: Western Digital
- 発売日: 2019/03/05
- メディア: Personal Computers
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6980円
699円
計7679円
方法
クローン化
こちらのサイトを参照してクローン化をおこなった。
まず、購入したSSDをケーブルを使用してパソコンに接続する。
コントロールパネル/システムとセキュリティ/管理ツール/ハードディスク パーティションの作成とフォーマット
でSSDを右クリックし、フォーマットを行う。ここでMBR形式を私は選択した。
次に
EaseUS®完璧な無料データバックアップソフト - EaseUS Todo Backup Free
EaseUS Todo Backup Free11.5をダウンロードし、クローン化をおこなった。
ソフトを起動し、クローンを選択、「ソース」にHDD、「ターゲット」にSSDを選択する。次に「高度なオプション」から、「SSDに最適化」にチェック、「セクタバイセクタクローン」チェックを外してクローン化をおこなった。
150GB/500GBほどの使用率であったが、1時間ほどで完了した。
換装
ネジが隠されてる四箇所、見えている四箇所に加え、手前側の黒い足を外し二箇所、計8箇所でねじ止めされている。
パネルを外すとこのようになっている。
左上の部分にHDDがある。写真では取り外してしまっているが。
取り外し方法は簡単で、スペース埋めのスポンジとプラスチック板がくっついた部品を外し(接着剤でとめられているが簡単に外れる)、スライドするとSATA端子から外せる。逆の手順でSDDを接続し、カバーを閉じた。
結果
裏面のリセットスイッチを押し、起動した。起動には問題なく、換装前と同じようにWindowsのログイン画面が表示された。
使用感としてはログイン時や、Firefoxの起動にかかる時間が短くなった気がした。換装前はタスクマネージャーでディスク使用率100パーセントが続くことが多かったが、そのような事象は起きなかった。主観的な結果、というか感想であった。起動時間等は計測していない。唯一定量的なデータをCrystalaDiskMarkで記録したので、お見せする。
換装前
換装後
詳しくはわからないが、下3つが劇的に改善した。
結論
HDDをSSDに換装した結果、ディスクの読み込み、書き込み速度が大幅に上昇した。使用感では数値ほどの劇的な改善は感じられなかったが、ある程度はスムーズな動作になった。これから使用を続け、また問題点等あれば報告したい。